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物の価格高騰が生活を破壊する。貴方はどうやって暮らしを守ることができるのか。

■値上げラッシュが生活を直撃

この頃では、毎回スーパーに行くたびにごひいきの食材が値上がりしていて、怒りのような感情がこみあげてくるのは私だけでしょうか。

生活に必須の庶民的なものばかりです。
天ぷら粉、お好み焼き粉、ホットケーキミックス、食パン、菓子パン、各種食用油、カップ麺etc.etc… まったくきりがありません。

果たして、何がどうなってどういうわけでこんな状態になっているのでしょうか。確かな事として一つだけ言えることは、庶民の給与が上がっていない中で、物価の高騰だけが続いていることです。

■その理由を考えてみよう

◎石油の価格が上がると、物の値段はどうなるのか?

石油の価格の上がり下がりは、政治的な要素が大です。産油国がこぞって(結託して)生産量を意図的に減らせば、需要と供給のバランスが崩れて石油価格は高騰します。まさに今の状態です。

別段、石油の埋蔵量が枯渇するというわけではなく、表向きはコロナのせいで需要の先行きが見通せないということのようですが、それは飽くまでも表向きの理由です。

私の見解では、このところうち続く脱炭素(二酸化炭素を減らす)問題で、暗に石油が悪者にされていることへの反発が産油国にあるのだと思います。

ですから、脱炭素を推進する先進諸国との間の闘いが水面下で続いているのではないでしょうか。ロシアが戦争を始めて、ロシア産の石油や天然ガスの輸入を止めた時に、どうなったかを見て見ましょう。

果たして、それに呼応して中東などの産油国群が西側諸国に協力的であったかと言うと、そのような方向はあまり見られなかったのは、意外でした。むしろ、親ロシアの雰囲気さえ感じられました。

それほど、脱炭素=脱石油の攻撃に対して産油国群が反発していることを表しています。これはもうエネルギー戦争の状態であると見た方がいいでしょう。

まだ、石油に置き換わるエネルギーの開発さえもままならないうちに戦争を仕掛けてしまった西側も無謀だと言えば無謀ですが、石油はエネルギーとしての利用だけにはとどまりません。

石油由来の製品がこの世は溢れかえっているのですから、それに代わる素材の開発もまだまだなのです。だから、西側が仕掛けたエネルギー戦争は、如何に早すぎたのかということが解ります。

その戦争を仕掛けるために、「二酸化炭素=地球温暖化」というフェークまででっち上げた前代未聞の猿芝居も産油国には通じないのです。

■石油価格が上がれば

それで、石油が値上がりするとどういう影響が出るのかは明確ですが、取りあえず書き出してみましょう。

・ずばり輸送費が上がる。
・火力発電で使うガス代・石油代が上がるので、電気料金が上がる。

すると、
・各方面の工場で使う電気代上昇のために生産コストが上がる。
・設備投資や工場運転に関するすべての石油由来の素材や製品の価格が上昇する。それは、作る製品の価格に転嫁されることになる。
・石油由来の素材が生産する製品の大部分を占める場合には、直に価格に反映する。

今あなたの居る部屋の中をぐるりと見渡してみてください。すると、石油由来の物ばかりが目にはいりませんか? それ以外の物を探すのに苦労するほどです。

例え、それ以外の素材のものでも、その生産工程や運搬工程で必ず石油由来の物を使っていることを考えれば、如何に「脱石油=脱炭素」の取り組みが難しい命題であることが解ります。

◎「脱炭素」の看板は向こう50年間、取りあえず下ろすこと

私の提案ですが、「国連も、西側諸国も日本も取りあえず「脱炭素」は止めましょう。」というのはどうでしょうか。
そして、その間に代替えのエネルギ―開発と、素材開発を致しましょう。

もう、これで石油の世話にならずに社会生活が十分に送れるというところまで、実力をつけたところで、正式に転換することでいいのではないでしょうか。

車も、家もテレビもパソコンも道路もすべての食材生産にも石油の影響や素材のお世話にならないで済むそんな体制を作り出してから、脱炭素でいいと思います。

それにははやくて50年、遅くとも100年はかかると思います。有能な政治家や企業家が早くそれに気づかないと庶民はいつまでもこの値上げ地獄から抜け出せません。

◎西側諸国の焦り

なせこのような、脱炭素の大合唱がこの数年で巻き起こったかの理由としては、西側諸国の野望と産油国支配の経済からの脱却という焦りがあるものと見ています。

しかし、産油国群からの反撃でそれが上手くいかないばかりか、おまけロシアの侵略戦争まで勃発してしまったものだから、もうメチャクチャです。

「エネルギーを制する者、世界を制する」というイデオロギーからでしょうか。そこに、もう一つの戦争(エネルギー戦争)があるんですね。

■この状況下で庶民は生活防衛で何ができるか?

□地産地消で食物の生産性と自給率を上げる

◎あなたの家の庭に小さなスペースでもあれば野菜を作りましょう。ロシアの庶民もそうやって飢えを凌ぐことがあるそうです。

◎海外からの輸入を減らし遠隔地からの輸送コストをかけての輸送しなくていい体制を作りましょう。そうすれば、食物の価格を少しは下げることが出来ます。

地域で出来た物を地域で食す。それを「地産地消」と言いますが、そのために地域の農業生産を安定させる必要があります。もちろん余剰生産物は地域の外へ運ばれても構いません。

ただし、生産物をあまりに遠くまで運ばなくても食の経済が回る仕組みを作る必要があります。そのために農業の振興を担保しなければならないと思います。

つまり、農業でだれでも普通に働けば十分に食べていけるような世の中になっていることが前提です。

価格を「少しは下げることが出来ます。」と言ったのには理由があります。作物はそれ自体石油由来ではありませんから、コストは関係しません。

ですが、例えばビニールハウスのビニールは石油由来ですから、石油価格が上がればそれも上がります。また、冬場に使用して温度をさらに上げるために暖房の灯油を使えば、作る作物は石油価格に影響されます。

だから、地産地消での効果は輸送費の縮小と、途中の仲買をすっ飛ばして、生産者が直接スーパーや道の駅、八百屋さんに商品を持ち込めれば、中間マージンはカットできます。そんな効果でしょうか。

また作り手の顔が見えやすいので、食の安全と言う点では担保されやすいですね。「見栄えの良い野菜ばかりでなくても味さえよければそれで良し」という風潮が広がれば生産ロスも減ることでしょう。
食品のロスが出た場合には、低所得者に自動的かつ速やかに手渡るシステムを構築しておくといいでしょう。

こんな時には、どんな働き方で収入を得るのか

今、コロナで観光業は壊滅的な状況です。アフターコロナの時期がくれば復活もありえますが、なかなか難しいかも知れません。

コロナは、輸入や輸出における物流に影響を与えています。車もエアコンなどの家電も注文すればすぐに来る状況にはありません。半導体が日本では不足しているからです。

海外で生産しているものは、さらに、輸入で入荷する予定が組みにくいと思います。半導体などは、かつての様に国内生産の方向も拡大することでしょう。こんなに円安では、もう人件費も海外の方が安いとは限りません。

海外生産に傾斜しすぎている状況から、程よいバランスが模索されていくことでしょう。ですから貴方には、工場での生産に関わる仕事につけるような求人が増えてくるかも知れません。

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