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就活の基礎知識

企業研究(業界・仕事研究)

あなたが就活を考える際には、まず自分の気になる企業や、憧れる業種について、その内容を調べてみる必要があります。実際的な事実とあなたの抱いているイメージが、ピッタリと本当に自分に合っているかどうかを検証してみることが企業研究です。

普段、目にする企業であっても、一般に見えている部分はごく一部にしか過ぎません。ですから業界・仕事について研究をすすめることでより正確なイメージを持つことができるのです。

はじめの段階ではエントリーなど、業界を絞り過ぎず、広く選択肢を持っておきます。そして合同企業説明会などで、様々なところに触れるうちに、より自分に合った業界や仕事にシフトしていくといいでしょう。

自己分析

就職活動では、履歴書やエントリーシート、面接などそれぞれの場面で自分をアピールしたり、自分のやってきたことを表現する必要があります。でも、その時に多くの人は果たして自分には書くべき何があるのかさえ分からないという人が少なくありません。

その時に、自分の子どものころからの成り立ちから現在までの軌跡を追いながら自己分析を行う必要があります。自分がいったい何者であり、何を得意とし何を苦手としているのかが解ってくるでしょう。また、あなたが頑張ってきたことへの答えも見つけることができるはずです。

そうすることで、企業の求めている人材像と自分という人間の在り方をすり合わせながら、就活戦略を練ることが可能になります。


就職情報サイト

就職活動に関する様々な情報を提供するWebサイトのことです。サイトに登録している企業の情報や採用試験情報、会社説明会の情報を得ることができます。事前に個別登録をしておいて、利用する形が一般的です。時期が来れば、現在3年次生向けの就職情報サイトにも登録ができます。

また、これら多くの就職情報サイトは転職情報サイトも同時に運営していることが多いようです。なにも大学生向けに限ったものばかりではありません。

エントリーシートも、これらの情報サイトから入ってエントリーしていくというパターンも結構あるようです。

エントリー

志望する企業に、採用試験受験希望の意志を伝えることです。通常、就職情報サイトから応募したい企業を指定し、登録することを指します。エントリー後に企業から案内を受け、会社説明会参加やエントリーシート提出を経て、選考に臨むことになります。

エントリーシート(ES)

志望する企業へ応募するときに提出が求められる、企業独自のフォーマットによる応募書類です。内容は履歴書と同じように「志望動機」「学生時代に頑張った事」や「自己PR」などの他、その企業独自に求める内容に関するあなたなりの回答を書き込みますが、その時に、自己分析をしたことが役に立つでしょう。

筆記試験

応募者の多い企業では、先行の最初の段階で筆記試験を行い、面接の対象者の数を絞るのが一般的のようです。代表的な筆記試験としてはSPIがありますが、他の様式もあります。

受験の方法はWeb上で受験するWebテストとペーパー方式があります。どの試験も早めから対策しておかないと、高得点は取りにくいのでコツコツを勉強しておきましょう。

PI3とは

この筆記による採用試験は(株)リクルートが開発したものです。適性検査と言われるもので内容は能力検査(国語と数学)と性格検査で構成されています。

受検方法は、パソコンで受検する方法(テストセンターで)と、マークシートで受検する方法があります。パソコンで受検する場合は、1問ごとに回答の制限時間が設けられており、受検者の正答率により出題内容か変わります。

リクルートが運営する「テストセンター」で受検する場合は、そこに用意されたパソコンで受検します。受検は一企業につき一回のみで、終了後に自動的に結果が企業に送信されます。

面接の多様化

通常の質問と回答による面接とは違い、面接方式の多様化が見られるようになってきました。いずれも、与えられた課題に対して、その人物がどのような役割を果たして課題解決に貢献できているかなどをチェックしていくものです。

□グループディスカッション(GD)
面接試験の方法の一つです。学生をグループに分け、テーマを与えて討論させるものです。他者の意見をしっかり理解しているか、自分の意見を表現できているか、全体をリードして方向性を出したり、まとめたりすることができているかなどを見ていくものです。

□グループワーク面接
面接試験の方法の一つです。学生をグループに分け、それぞれのグループにミッションを与え、協力して課題解決をしていくようなスタイルの面接。協力性やコミュニケーション能力、どのような役回りでグル-プの活動に貢献できたかなどを見ていくもの。

プレゼン面接
面接試験の方法の一つです。あらかじめ指定された課題についてのプレゼンを作成し、それを使って説明、アピールするスタイルの面
接。

OB・OG訪問

自分の大学の卒業生で、志望する企業に勤務するOBやOGを訪問して、その会社の雰囲気に触れ、仕事のことなどについて教えてもらえる貴重な機会です。現場で働く先輩だからこそ聞ける内容や、教えてもらえる情報などもあり、勉強になるものです。

リクルーター

企業には人事担当者 以外で、選考をかねて入社志望者とコンタクトをとる、同じ大学の出身者や若手社員をリクルーターとして派遣する場合があります。その中にはある程度の権限を持っている方もいるので、自己PRや志望動機などをしっかりとアピールするとよいでしょう。

総合職と一般職

総合職とは、会社の基幹となる業務に携わりキャリアアップしていく幹部候補生のようなものです。そのため、人事異動で大幅な転居を伴う場合も度々あるというものです。国家公務員でいうキャリア組のようなものでしょうか。

これに対して、一般職は、担当業務に関わるエキスパートとしての実務知識は要求されますが、通常居住地から通勤可能な場所での勤務で、転居を伴う異動なありません。


公開日:
最終更新日:2017/10/16

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