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今年もサラリーマン川柳が面白い(2022)

■ベスト10はすべてコロナ絡み

すっかり、毎年の恒例として定着した感のあるサラリーマン川柳の発表ですが、今年のベスト10は奇しくもすべてコロナ絡みの内容となりました。コロナへの恨みつらみやコロナによるドタバタなどがモチーフとなっています。

以下、ベスト10です。
1. 8時だよ!! 昔は集合 今閉店
2. ウイルスも 上司の指示も 変異する
3. にこやかに マスクの下で 「うっせぇわ!」
4. 巣ごもりで MからLに 服反応
5. マスク顔 確信持てず 見つめ合う
6. マスクとる 緊急事態 ノーメイク
7. あつ、マスク! 降りた階段 また登り
8. 恋心 マスク外せば 花と散る
9. デジタル化 しますと紙で 通知する
10. ズーム中 ペット参加で 盛り上がる

「マスク」という語句が5編に登場し、いかにマスクが日常化しているかが分かります。半面それにまつわるドタバタが発生しているかも想像できます。

そろそろ、マスクを外すタイミングや時期が論議されはじめました。海外からの観光客の受け入れ再開との関係もありそうです。と言うのも、国によって習慣の違いから、欧米などでは早々にマスクを外すのが当たり前となっているみたいですから。

観光業を早期に復活させたいのと、インバウンド頼みになり過ぎない体制作りが模索されているようです。

私は、自分の車にマスクは乗せているので、車での移動時には問題が起きないのですが、それでも車から出る時によくマスクを取り忘れます。
最悪なのは、たまたま車での移動ではなく自転車で出かけるとか、人の車に乗るなどの時に、家にマスクを忘れたまま出かけたという場合です。店にも入りにくいとか、いろいろ不都合な事が起こります。

ベスト1の川柳ですが、「8時だよ! 全員集合!」のテレビ番組を今時の若い人たちはどれほど知っているのか? まぁ、ノスタルジィ世代へのプレゼントでしょうか?

■「デジタル化」や「ズーム」に代表される今時の方向性

「デジタル化」は、単に紙媒体を無くして請求書も決済もデジタルでという動きに留まらず、出社も退社も働き方も含めてのデジタル化ということなのでしょうか。

いわゆるリモートワークとの関係が模索されているということです。ただし、本社機能を縮小してほとんどをリモートワークに移行できるかというとそうもいかないようです。

リモートワークだけではモチベーションが続かないとか、個々人の能率の違いを平均化したりするサポートが必要だったり、また出勤できるチャンスも社員に保障しておかないと反って孤立して困る場合などよくない現象もあるそうです。

また、リモートワークはこの先、個人のライフスタイルと切り離せないこともあり得るのでその点の模索も始まっています。

リモートワークとセットで考えられるのが「ズームによる会議」です。少人数の会議ならば、自宅や出先で出来てわざわざ会議の場所に出向く必要のないズームは最適でしょう。

企業の業種によって、或いは営業などの職種によってはデジタル化に濃淡は起こることではあっても、それぞれに見合った部分でのデジタル化が進んでいくのでしょうか。

固定電話からポケベルへ、そして携帯電話への革命的な流れと同じように、リモートワークなどのデジタル化も世の流れとして確立していくことでしょう。

■デジタル化で私が不満に思うこと

最もデジタル化が進んでいるのがネット企業関係でしょう。しかし、私の様に、例えばブログ運営の為にプロバイダに問い合わせをするような事を一つ取り上げるだけでも、なかなか電話が通じないのは頭に来ます。

企業は電話応対さえしたがらなくなっています。電話の1本で解決できる問題でも、「メール → 回答 → 再度メール → 回答 → よくある質問例 → 役に立たず」などの非効率なことが良く起こります。

企業は「電話での専門知識のある回答者さえも置きたくない」様子です。そして、「よくある質問例」の役に立たないことこの上ない状況にはしばしばアキれます。皆さんも似たような経験はありませんか?

ネットでの内容を生業にしているのなら、当然専門家を置いてユーザーの困りごとに細かく対応して欲しいのです。いつもそのように思うのは私だけでしょうか。

それこそ、ズームでも何でも使うのはどうでしょうか? また、相談事に遠隔操作でサポートすることもできるのですから。ユーザーの要求やニーズに先取りして答えたり対応したりするのが、企業のあるべき姿ではないでしょうか。

それが、長くユーザーと繋がるためのノウハウではないでしょうか? 今どきの選択肢の多い時代には、不満を与えてしまっては他にとってかわられてしまう時代です。

ユーザーの心をグリップして離さないためのやり方とは、やはりメンテやサポートというかなりアナログっぽいソフト部分が決め手となるように思います。そこには、人と人とのつながりが必要でロボットやAIには上手くできない分野です。私はそう思うのですが。

最後にですが、それにしても、マスク越しの人の顔は全然覚えられませんし、誰なのか判断が付きませんが、それは私だけなのでしょうか?

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