好感度アップ講座2「挨拶」の仕方に関すること
挨拶
アルバイト先でも、就職先でも、転職先でも出勤時には必ず挨拶の場面があります。ほぼ毎日のことであり、職場での人間関係が左右されることもあるとなると、そうそうほっとけない問題です。
もし、何となく挨拶をいているというのであれば、それはかなりもったいない話です。挨拶は相手に自分を認識してもらうための有効なコミュニケーションのためのツールだと言えます。
ですから、挨拶によってあなたが相手にどんなメッセージを伝えたいのかを考えて見るべきです。例えば、笑顔と張りのある声で「おはようございます」と相手があなたに挨拶したら、あなたはどんな印象をもつと思いますか?
また、逆に相手が無表情で、小さな声で挨拶をしたら、あなたはどんな印象を受けますか?あるいは、あなたの挨拶に対して、相手が何も返さずに目も合わさないままスルーしたとしたら、あなたはどう思いますか?
あなたの答えを待つまでもなく、前者は「好印象」であり、あとの二つのパターンはあまり芳しくない印象なのではないでしょうか。その、好印象をゲットできるあなたの戦略的習慣化は、採用やその後の職業生活にとって、きっとプラスにはたらく隠れた秘策になるであろうことが考えられます。
人間、誰しも好印象の強い相手と、より深く関わろうとするものだからです。そうなれば、自然にあなたへ割のいい仕事が回つてきたり、好条件が用意されたりということが起こるかも知れません。
「おはようございます」の練習から始めてみよう
「お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま・す」はひらがなでたったの9文字ですが、これが時としては、、有効に機能するような挨拶となっていない場合がありませんか?その場合、2つのポイントを抑えながら試してみるようにしましょう。
一つ目は、「おはようございます」の最初の「お」という音と、最後の「す」という音の発音を意識して明快に言う訓練をしてみることです。聞く人にとって「☆はようございま★」という風に曖昧なに聞こえないようにするためです。
二つ目のポイントは、「分離礼」の採用です。分離礼とは、「おはようございます」の発声の部分と「礼」の所作の部分を分けて行うというものです。つまり、①「おはようございます」の発声を相手と目を合わせて行い、 ②その後に頭を下げる。 というやり方です。
これは、①②の同時行動の場合のながら挨拶であれば、どうしても発音も礼の所作も両方とも中途半端になり易いからです。そして、頭を状態では相手との目線が合いにくいからです。結果、明快な印象が伝わりにくいということが。起こりがちです。
これは、これまでの「ながら」挨拶が習慣となっている人にとっては、思いのほか難しかったりします。毎朝、意識しながら練習のつもりで試してみてください。「活舌」をよくするために「あいうえお」体操をしっかりと口を開けながらやってみるといいでしょう。
慣れてしまうと、こちらの方が効果的であると実感することになると思います。
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