未経験でも経理事務として資格を活かして働く実体験
リナさん、20代後半女性(大阪府)の場合
未経験でも資格があれば経理事務になれます
私は資料のファイリングや電話応対の経験はありましたが、経理事務に関係する仕事の経験は全くありませんでした。唯一経理に関係があるとすれば、学生時代に取った簿記3級の資格だけです。それも3年以上前にとったものなので、実際覚えているのは簡単な勘定科目ぐらいという状況でした。
そんな状態から目指し始めた経理事務という仕事ですが、未経験でも無事採用され、現在日々経理事務として充実した仕事を行えている自信があります。今回は実際にどのように経理事務として、仕事を始め、今どのような仕事をしているのかご紹介したいと思います。
未経験でも派遣では採用の可能性が高い
経理事務に転職するにあたって、もちろん正社員希望ではありましたが、経理事務という仕事は経験が重宝されると聞いていたので、すぐに正社員として採用されるのは難しいのではと考えました。
その点、派遣であれば簿記3級の資格を持っていれば仕事をご紹介いただくことができました。そのため、私は正社員雇用の可能性があり、かつ出来るだけ経理事務として経験積める企業という条件で就業先を探しました。
その結果、4社ほどの会社にオファーをもらい、経理未経験ながら、今の会社に就業が決まりました。私が採用されたポイントを自分なりに分析すると、「簿記3級しか今は持っていないけど、現在2級を取得するために勉強していること」「腰を据えてしっかりといちから仕事を覚えていきたい」ということをうまくアピールできたからだと思います。
ですから、ですから仮に簿記3級しか持っていない方でも十分に未経験で経理事務になるチャンスはあります。
実際に私が経理事務として行っている仕事内容
現在私はメーカーで経理事務として、売掛金管理、経費精算、小口現金管理を任されています。
売掛金管理とは営業が商品を売ったお金が期日までに入金されているのかを管理することです。銀行からの入金データをもとに顧客ごとの売掛金と照合させて専用のシステムに入力していきます。
5日ないし10日が基本的には入金が多い日なので繁忙期です。また期日までに入金されない場合は営業に確認するといった作業もあります。
経費精算は社員の方が使った経費を交通費などの経費項目などに仕訳をしていく業務になります。ここでは簿記の資格勉強をした際の勘定科目の知識を活かすことができます。初めは周りの方に聞きながら作業していましたが、今ではほとんど聞くことなく仕訳ができるようになりました。
小口現金管理は会社で保管している現金の入出金を担当します。例えば、切手の購入、お客様用のお茶の購入、社員への一時貸出金などです。普段あまり多くの現金を置いておかないようにしているので、必要に応じて銀行から現金をおろしてくる作業なども発生します。
未経験でも経理事務として活躍できています!
私は、何も経理事務の実際の業務がわからないところからスタートしましたが、今では社内の管理用システムも使いこなし、日々の業務をスムーズに行うことができています。
未経験の場合、本当に経理事務の仕事が務まるのか不安はあるとは思いますが、間違いなく簿記の資格の勉強は業務に活かすことができますし、さらに業務を通じて簿記に対する理解を深めることができます。
また経理事務の良い点としては、繁忙期が決まっていることが多いので、スケジュールも立てやすく、計画的な生活を送ることができることです。
派遣など就業形態にこだわらなければ未経験でも経理事務になる道はたくさんありますので、あなたもぜひ経理事務としての一歩を踏み出していただけたらと思います。
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