就活、履歴書の書き方は志望動機・自己PRが難しい
目次
1学歴・職歴の書き方
2志望動機の書き方
3自己PRの書き方
4テンプレート・フォーマット(作成中)
5写真
6職務経歴書
7履歴書と職務経歴書の職歴の書き方の違い
8添え状の書き方は
転職・就活をする際には、必ず提出する書類の作成が必要となります。書類は単に出せばよいというものではなく、その書き方によってあなた自身の能力などが見られているということを前提で抜かりなく用意するようにしたいものです。
履歴書、職務経歴書、送付状、封筒などがそれですが、それぞれ細心の注意をして準備する必要があります。また、学生アルバイトの応募の際には、簡単な履歴書を提出する、あるいは面接時に持参するということになります。
手書きで書くのか、パソコンで作成するのかは指定がない限りどちらでも構わないと思いますが、手書きの場合、間違った場合は新しい書式に初めから書き直すことになるので、その点、パソコン作成の方が楽でいいかも知れません。
ただし、手書き指定のこともあるので注意しましょう。手書き指定の場合には、あなたの書く文字の状態を見ておきたいとの意図があると言われます。その会社での業務内容に日報などの書くという作業が多い場合に手書きと指定されるようです。
その場合、だれが見ても読みやすい文字体で丁寧に書くことを心がけましょう。また物の本によっては、できるだけ履歴書は手書きで書きましょうというアドバイスがされている場合も見受けられますのでその点、要注意でもあります。迷う時には直接問い合わせてみてもいいと思います。
1学歴・職歴の書き方
年号は、元号でも西暦でもいいですが、「H〇〇」ではなく「平成〇〇年」とします。
学校は正式名称で書きます。
学 歴(1行目の中央に書く)
〇〇市立〇〇小学校卒業(卒業のみ)
〇〇市立〇〇中学校卒業(卒業のみ)
〇〇県立〇〇高等学校入学(「高校」×→「高等学校」のように書く)
〇〇県立〇〇高等学校卒業(「同校卒業」×)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇まる専攻在学
(1行の行空き)
職 歴(その行の中央に書く)
な し(学生の場合)
※アルバイト歴がある場合は、「〇〇アルバイト入社」、「〇〇アルバイト退社」と段を違えて書いていきます。
主婦など、職歴がある場合は、「年号」「(正式会社名)入社」「担当部署」「従業員数規模」「一身上の都合により大社」など、段を分けて書いていきます。
2志望動機の書き方
企業の商品や活動について一通り研究してみることで、あなたの書くべき志望動機の内容が見えてきます。その企業のどういう点に魅力を感じて応募したのかが必要になるからです。商品力や企業活動の旺盛さによる成長の様子が感じられる部分があれば、そのことを具体的に伝えましょう。
企業研究は、まずその会社のホームページを隅々まで見てみると必ずあなたの興味を引く内容が1つや2つは見当たると思います。それは志望動機を書くための大きな手がかりとなります。
また、HPからは見えてこないこともあります。そのような情報は、四季報で見てみるといいでしょう。四季報に掲載されている会社であればかなりの情報量が入手できます。そして何よりあなた自身にとってその会社の魅力が感じられるか感じられないかなどが計れることと思います。
転職であれば、前職(或いは現職)で身に着けたキャリアによって、自分がどういう貢献ができるとか、どういう方向で頑張りたいなどの点について具体的に書きましょう。「営業職から」→「営業職へ」という場合、「事務職から」→「事務職へ」というように同じ職種への転職と「◎◎職から」→「△△職へ」のように違う職種の場合では、書き方にもそれなりに違いが必要です。
「志望動機」は厳密に言えば、「応募動機」とは別物ですが、アルバイト求人の場合は、ある程度の混在は許されるかと思います。例えば「居住地から近くて通勤に便利」というのは応募動機であり、その仕事に興味関心があるので応募した」とは、志望動機に近い内容です。
ですが、アルバイト募集の場合は、志望動機の書き方にそう深刻にならなくてもいでしょう。求人を出す側として、週に何日、どの程度シフトに入れるかとか、すぐに辞めてしまわないかとか、その辺のことが気にかかっているので、「通勤に便利」などの理由は好印象を与える可能性はあります。
フリーターや主婦の場合は、ある程度の職歴があるものとみられるので、それまでの経験の中で身に着けた能力や、技術、コミュニケーション力などは積極的にアピール、あるいは自己PRしていきましょう。
例えば、接客の体験や事務の体験などもできるだけ自身の能力としてアピールしましょう。
3自己PRの書き方
転職の場合には前職での実績や経験をアピールしながら、新たな環境で貢献していきたいという意欲を示しましょう。経験やスキルがない場合でも、「忍耐力」「積極性」などの強みがあるということを、「仕事でどう生かせるか」「どう貢献できるか」ということを説明しなければ、企業が求める自己PRにならないので注意しましょう。また「同業の他社ではなく、なぜ貴社に入社したいのか」という志望理由・志望動機を併せて伝えられるとよりよいでしょう。
実績をアピールした文章にするのか、経験やスキル・資格などをアピールした文章にするのか大筋を考えてみましょう。また現職(あるいは前職)と違う職種であっても、前職での実績や経験・スキルは自己アピールできると思います。
そのような場合には、忍耐力、協調性、コミュニケーション力はアピールしたいところです。ただし「コミュニケーション力」は面接でのやりとりの過程で相手(面接官)が感じ取るものですから、自分で「私はコミュニケーションが得意です」と訴えてもあまり意味がないですが、もし前職でプレゼンやレクチャー、後輩の指導、講師など説明する場面を多く経験してきたのであれば、是非アピールしておきたいところですね。
詳しい転職情報エージェント情報
4テンプレート・フォーマット(作成中)
5写真
写真は、写真館やカメラ専門店などで撮る場合、証明写真のボックスで撮る場合、自分のカメラで撮る場合
の大きく3つに分かれると思いますが、余裕があるようでしたら専門家に任せる方が無難です。自分のカメラを使う場合には、背景は白い壁の前で撮影します。自撮りでなく、他の人に撮ってもらいましょう。
髪型などにはあらかじめ注意しておきましょう。女性であれば、もちろん事前の化粧は必須です。
6職務経歴書(提出を求められる場合)
職務経歴書は、正社員への転職を目指す場合、現在の職場からさらにキャリアアップを目指して転職する場合などに必要となる書類です。履歴書よりも詳しくそれまでの職務経歴に触れ、自分の能力や実績をアピールためのものです。
職務経歴書は、採用の担当者がこれをもとに貴方の採用を検討し、面接の際にもこれをもとに行われるという重要な書類です。つまり、あなたが志望する企業にとれだけ魅力のある人材であるかを感じさせることが、採用の決め
手となります。
ですから、あなたがこれまでなんという会社で働き、何年そこに在籍したかだけの情報では足りません。必要なのは、あなたがそこでどんな業績を上げ、どんなキャリアを身に着けたか。そして、現在あなたがどんなことが得意で、御社にとってどんなことが戦力となり得るのかが明確でなければなりません。
目的の企業の業種にとって関係のない実績などは、取捨選択しもっとも的を射た内容のものを作成し、自分自身を魅力ある人材として演出することが必要です。そのためにどんな書き方をすることが有効になるのかは、調べてみるといろいろな情報が得られると思います。日必要な方は調べてみましょう。
履歴書と職務経歴書、送付書を同時に出す場合は、文書の日付を揃えます。郵送ならば投函日に揃え、面接場所に持参するのであれば、面接日の日時に揃えます。封に入れて投函する場合には「〇〇書在中」との記載をしておきます。
7履歴書と職務経歴書の職歴の書き方の違いは、
履歴書→〇〇年 〇月 〇〇株式会社 入社 業種 職務
〇〇年 〇月 〇〇株式会社 退社
職務履歴書→上に加えて、実績や場合によっては数値的な業績や
身に着けたスキル、得意なことなどを書く
職務経歴書には形式が二つある
職務経歴書の形式には、「編年体形式」と「キャリア形式」の書き方と、その二つを組み合わせた自由形式があります。自分の経歴のすべてを書きたくないのであれば、キャリアッ形式の方が良いかも知れません。応募企業にアピールしたい経歴は詳しく、そうでもない経歴は簡略化して書くことができるでしょうから。
また、応募する会社によって、求める提出文書が違う場合はよくあることです。採用の都合や方針でそうされているのでしょうから、応募者としては、それに忠実に合わせるしかないと思います。(例えば志望動機を〇〇文字程度で、とか「自己PR」を〇〇文字以内で、など)
あなたの務めた会社の内部事情により、あなたの職歴が複雑となり応募先に理解されにくい場合もあると思います。しかし、応募先はその会社の複雑な事情を知りたいわけではなく、あなたの職歴と実績、スキルなどを知りたいわけですから、その点を踏まえて分かりやすく書くことがいいのではないでしょうか。
8添え状の書き方は
「拝啓」で始める。
「貴法人におかれましては、ますますご清栄のことと思います。」
「さて、~~~~~~(応募することのなったきっかけ)」を書く
「送付する内容の書類名と、その受理・確認をお願いする言葉」
「~~~~~宜しくお願い致します。」
「敬具」
こんな感じでしょうか。
<サイト管理人の声>
応募の書類は、応募者であるあなたと会社側の一番初めの接点です。人の第一印象が数秒で決まるものであるように、この応募という最初の接点での印象も、あなたにとってプラスに働くように定石をおさえて抜かりなく書いておくようにしましょう。
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