全国100都市成長可能性ランキング
あなたはどんな街で暮らしたいか
(株)野村総研は、独自に全国から選択した国内100都市を対象にして、今後の成長性を左右する「産業創発力」の現状、及び将来のポテンシャルを分析した「成長性都市ランキング」を作成したそうです。
その中で、国内100都市成長可能性のランキングでは、
1位:東京都特別区部 2位:福岡市 3位:京都市 4位:大阪市 5位:鹿児島市 6位:つくば市(茨城県) 7位:札幌市 8位:松本市(長野県) 9位:久留米市(福岡県) 10位:佐世保市(長崎県)という結果であったそうです。
次に、ポテンシャルランキングでみた成長可能性の高い上位都市は
1位:福岡市 2位:鹿児島市 3位:つくば市 4位:松山市 5位:久留米市
6位:松本市 7位:札幌市 8位:宮崎市 9位:那覇市 10位:熊本市
このような総合的な視点からのランキングは、風土(起業精神の風土・気質)、基盤(ビジネス基盤)、環境(幸福なビジネス環境)などを基にして割り出した積算結果だと思われますが、首都圏や大都市圏ばかりに集中しているのではなく、広く地方都市にもスポットが当たっている点では注目すべきことではないかと考えられます。
ビジネスは全国いたるところで可能であり、それぞれにチャンスと生活の基盤の構築ができるという
ことが、本当に現実化するのであれば、「住めば都」の名の通り人々に夢と希望をもたらすものであります。地方の過疎化や人口減に伴う限界集落などの暗い話題ばかりでなく積極面もあるのです。
あなたが、どこでどんな生活を送れるかの選択肢の広がり
あなたも、あなたの好きな街に住む、あなたの好きなビジネスにチャレンジする、あなたの好きな自然環境にアクセスする、等々人間らしい生活を可能にしてみてははどうでしょう。何も都心部や大都市圏だけが人間らしい生活の場だとは限りません。
ライフスタイル別にみたランキング
また、次のような結果もあります。
■移住者に優しく、適度に自然がある環境で働く
1位:鹿児島市 2位:松本市 3位:宮崎市
■リタイア世代が余生を楽しみながら仕事ができる
1位:鹿児島市 2位:福岡市 3位:松山市
■子育てしながら働ける環境がある
1位:松本市 2位:前橋市 3位:佐賀市
■起業スピリッツがあり、スモールビジネスに適している
1位:東京都特別区部 2位:つくば市 3位:福岡市
■都市の暮らしやすさ
1位:佐賀市 2位:奈良市 3位:富山市
(※佐賀市の1位は人口当たりの医療機関数や小売店舗数が多い、生活コストが全般的に安いことなどが要因だったそうです。)
いろんな要素を加味したデータで比べてみれば、また見え方がちがってくるものですね。今や貴方らしいライフスタイルのもとで働き、人生を送るという選択肢も視野に入れて、就職・転職、起業などを考えてみる時代がやってくるのかも知れませんね。
(参考資料:「国内100都市を対象に成長可能性をランキング|野村総合研究所(NRI)」)
スポンサーリンク
関連記事
-
ビールの値上がり?これは困った!
暑くなりましたね。キンキンに冷えたビールが美味しい季節です。6月からビー
-
カルロス・ゴーン氏逮捕で日産自動車が大変なことになっているが、、、
有価証券報告書への収入の記載漏れ? 各種・各方面からのニュース等で、すでにあなたもご存知
-
サポステ(地域若者サポートステーション)は、あなたのピンチを救うか?
サポステ それは、厚生労働省の委託でNPO法人などが運営する就労支援システムです。厚労省は年齢
-
映画「誰がために憲法はある」を見てみたい
ある新聞の第2面に、映画「誰がために憲法はある」を監督したという井上淳一さん(53)
-
【就活】接客の多い職種では、尊敬語・謙譲語をマスターする
企業の受付は、ある意味その会社の顔でもある。だから受付での顧客対応はその会社の第一印象を大きく左
-
私たちはどんな時代に生きているのか? 時代に合わせた働き方の選択とは?
働き甲斐のある会社 ある就活サイトの調べでは、以下の観点から見た時の働きやすさトップ10を発表
-
「採用に追い風、人出不足バブル期並み」とは言うけれど
今春大学を卒業した人の就職率(希望者に対しての)は、4月1日時点で97.6%とな
-
私たちはこんな国に生きている
最近の国会の茶番劇をみていて、もう笑うしかないのはわたしだけでしょうか。「忖度」
-
労働局に寄せられた労働相談で多いものとは?
労働者の悩み 全国都道府県に配置された労働局には、労働者の悩みや告発、労使間のトラブルなどが持
-
メーカーに操られている私たちの消費行動!
パソコン用のプリンターが… 7年間使ってきた某メーカーのプリンター(一応は複合機の装いのもの)
- PREV
- 「電〇違法残業」事件、正式裁判へ
- NEXT
- 就職には資格が大きな武器に