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転職、U・Iターンの魅力はどんなこと

「転職」と「U・Iターン」どちらが先にありき?

Uターンによる転職の場合には、仕事の内容や条件よりも、郷里へ戻りたいと思うメンタル面の方が大きい感じがします。

自分の郷里には、たいていの場合実家があって、親や肉親が住んでいるなどの血縁関係の拠点が安定的に存在しています。

また、幼いころから育ち馴染んだ源風景や同級生などとの地縁関係の深さがあります。都会に出てみたはいいけど、特にそこにステータスを築けなかったり、馴染めなかったりすると、どうしても過去の心地よい時期への郷愁など思いが募りやすいと言えるでしょう。

また、最近ではUターンだけでなく、自分の気に入った町に住むという選択も一部では盛んになってきているように思います。積極的に市町村が移住者を誘致している場合も多いようですし、人口の多い都市のその周辺部でベットタウン化の進む町の人口が増加するなどの現象もあるようです。

また、もう一つのパターンとして、海や山の自然が適度にあり住民の心意気が優しくてそこに惹かれて移住を決めたとか、そういうところで子育てをしたいなどの動機が聞かれるようになりました。

もともと転勤族としてそこに来たのに、すっかりその土地が気に入り、会社を辞めて転職までしたなどの話もあります。

U・Iターンでの就活は

Uターンで転職する場合、例えば大都市圏から生まれ故郷の地方都市へ移る場合が多いでしょう。その場合の就活はまず求人元の数が大きく減ることが考えられます。

しかし、それでも面接時にどう対応するのか、履歴書の志望動機はどのように表現するのかのなど、悩ましい問題はあります。

例えば、面接時に「Uターンしたいので、取りあえず就職したい」とか、「親の高齢化で、面倒をみるために」など、応募する会社となんの関係のない志望理由を並べてみても、相手には何のメリットも感じさせられません。

そこは、その会社も慈善事業をやっているわけではありませんので、それなりにその会社の業務内容を調べておき、それに対して自分の経験や能力がマッチしていることをアピールする必要があります。

面接官に、Uターンの理由を尋ねられたときには、両親のことなど控えめに個人的な事情も付け加える程度にしておくとよいでしょう。

戻ってから仕事を探すのか、探してから戻るのか

強力な親のコネがあるとか、家が資産家で慌てて働く必要もない等の好条件にない限りは、帰ればどうにかなるというものではなく、もっと慎重なリサーチと、帰省後数カ月の生活費の確保などは必須のことと考えておくほうが安全です。

自分が頻繁に動けない場合は、身内や信頼のできる郷里の知人に求人情報をリサーチしてもらい、コマメに流してもらうなど人脈は利用すべきです。

地方都市や田舎は狭いですから、人から人へ話が回るうちに思わぬ有難いコネに行き当たる場合があるかも知れません。地方の場合は案外にこれがバカになりません。

U・Iターン先にもいろいろあって

Uターン先が、大きな地方都市であるとか、またそれに距離的に近い場所にある場合と、そうでない場合には就活の状況も大きく違う可能性があります。

例えば、全国の政令都市など結構な人口を抱えた地域では、仕事の求人数もそれなりに多いことが考えられますし、その時々の景気の状況もある程度関係するでしょう。

また、目指す業種の分野が、上昇気流に乗っているのか、むしろ市場の縮小が予想される分野なのかの将来性も、就活の目安にされてみてはいかがでしょうか。

 

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