就活、エントリーシートの書き方、小技編
本来、エントリーシートはそうそう簡単に書けるものではありません。充実した内容が伴う必要があるからです。そしてその内容の多くは、学生時代(1~3年生時)にどれだけ豊富な経験をできたかどうかが大きく関わるものです。
ですが、もうすでにエントリーシートを書く時期になってしまい、今から経験を積むというわけにもいきません。ですから、少なくともビジネス文書として見栄えなりともよく見えるような書き方に絞って、いくつか指摘しておきます。
箇条書きの使用
文章がゴチャゴチャとならないよう、簡潔な表現にするためにできるだけ箇条書きを多用して使いましょう。箇条書きで内容が一項目づつまとまっていると、読む人にとってのストレスを少なくすることができます。
通常、「・」を使うことが一番多いと思いますが、必要があって番号を使う場合は、「1」と「①」の混在を避け種類は統一します。
「・」ごとに文字の頭が出たり入ったりしないように、左の文字列を揃えます。ひとつの「・」ごとに1文、多くて2文程度で書くとよいでしょう。読みやすい適当な大きさの文字で、手書きの場合は文字列が波打たないようにして書きます。
書くときのちょっとした留意点
書くスペースと文字列が窮屈な状態とならないように、文字列の上下左右に適当な余白を設けるようにする。それだけで、文章のスッキリ感がでます。文体としては、冒頭に結論的なことを書いてから、それに至る経緯を書くようなスタイルでいくといいでしょう。
「!」や「?」その他の記号は使いません。自己紹介など、書く内容が読む人に具体的に伝わるように、上手く数値的なことを入れて文を構成するとよいでしょう。
Webエントリーの場合は、改行が効かないので「タイトル:」、■、「・」の代わりに番号を使うなど、行の途中でも箇条書き的な内容を読み手に理解してもらえるようにする。
「。」までの1文の主語と述語の関係が途中でねじれたりしないように気をつけて、複雑になり過ぎていれば、2文に分けるなどして、文の難解さを避けるようにする。そして文章全体の文脈に整合性を持たせて、自然な流れを作るようにする。
以上、あくまでもビジネス文章としての、謙虚でさり気ない文体を保ち、アピールの無理押しはし過ぎないように気を付けましょう。そうやって、あなたも最低限の文章の体裁を整えてみてはどうでしょうか。
もちろん、あなたの経験や学生時代の頑張りをアピールすることは必要です。ただし冷静でさりげない装いをすることは頭に入れておきましょう。
<サイト管理人の泪です>
エントリーシート関係は、たった一日のうちに登録してしまう必要があったりします。その時その時でゼロから書こうとしても、かなり難しく大切なことが抜け落ちる可能性が大きいです。ですから、前もって3つほどの具体的パターンを決めて例文を作っておき、本登録するときに加筆など微調整で済むようにすればいいと思います。その方が後悔が少なくて済むのではないでしょうか。
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