嘱託職員募集と採用(某S市の場合)
私の住むS市では、毎年1月号の市報記事で、嘱託職員の募集が行われています。市報は12月月末に配布され、申込期間(1月4日~1月12日)面接予定が2月初旬で合格発表2月中旬という流れです。
嘱託職員は、アルバイト+アルファーの給与で、それなりの責任ある仕事を任されるようなもので、職種は様々あります。資格や経験のあるなしでいくらか給与に違いがあるようで、だいたい15万円前後のようです。
応募資格は、S市では「年齢・居住地の制限なし」となっていました。応募には、履歴書と返信用はがき、それに資格等証明する書類の写し(必要な場合)を人事課宛てに郵送するようになっています。
雇用期間は、基本単年度の4月1日~翌年3月31日の一年で、場合によっては更新の場合ありとのことです。また、以前の雇用者は1年経過してない人は受験不可となっています。
どんな内容の仕事か、
S市では、30あまりの課と部署が募集をしています。例えば、「都市」「建築」「河川」、「市民生活」「生活安全」「福祉」関係、「教育」関係、「学校給食」「道路」「社会教育」「子ども」「幼稚園・保育園」「少年センター」「私立図書館」など多岐、多分野に渡っています。
そして、それぞれの募集内容によって、実際の仕事の内容は大きく異なるようです。勤務時間は、1日6時間~7時間、週30~35時間と職種によって若干のばらつきがあり、中には図書館や児童関係のように、土・日のいずれかの出勤が求められているものもあります。
交通費についての記載がないところをみると、それはおそらく出ないものと見た方がいいでしょう。
大きな企業なども、嘱託社員を雇用する場合があるようですが、それは自社を定年で退職した社員の再雇用の意味合いが強そうです。
面接
面接は、はがきにより連絡があり時間差でたくさんの応募者が集まり、集中的に行われます。その場でわかることは、自分の応募した職種に何人の応募者があっているかということです。
面接の内容は、一般的な面接とよく似通っていると思われます。
例えば、
「志望の動機」
「その職種がどんな立ち業務内容だと思うにか」
「あなたはどう貢献できると思うのか」
「自己アピールをしてください」
などのことのようです。
雇用保険や社会保険については、何も記載されていませんから、面接時の質問として聞いてみるのも価値はあると思います。
感想として
それぞれの部所に雇用するに人数は、図書館や給食部門を除いて、1~2名と少ないものが多いのですが、ある程度の質を備えた人材を安い給与で雇い入れることのできる、このような雇用形態は市役所側にとっても、決して損する内容ではないと思います。
一家の大黒柱として収入を得るのには給与不足ですが、正規採用までの必要のない人にとってはいいかも知れませんね。
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