面接対策、効果的な模擬面接は
あがり症で面接がが苦手という人は多いかも知れません。ノックして面接官の待つ部屋に入ったときから、心臓が高鳴り、頭の中が真っ白になるなど、よく聞く話です。
身体が震えたり、声が小さくなってしまったり、早口になったりなど等、自分でも想定外の反応が出てしまうこともあります。質問の内容が想定外だったりすると途端に上がってしまうこともあるでしょう。
では、その対策としてはどんなことが有効だったりするのか、少し考えてみました。
少しでも有効なこと
まず、「面接」はあがるものだという自覚を前もってもつことはどうでしょうか。「あがってはいけない」ではなくて、「あがるのも想定内」と思っていたほうが異常な心理状況になつたり、どんどんあがってしまう自分をコントロールできないような状態を回避できやすいようです。
そう思って、模擬面接に当るといいのではないでしょうか。その時の留意点として、以下のようなことを参考にされてみてはどうでしょうか。
〇難しいことを言おうとしない。格好をつけて難しい言い方をしようとするから、論理的に話せなくなるのです。
〇長く答える必要はありません。話が長いと、それだけ面接官に突っ込む材料を与えてしまうことになりかねません。
〇答えるときは、「結論」→「その理由」→「具体例」のような順番で話すとすっきりしやすいでしょう。失敗が少なくなります。
簡単なことは確実に
ノックの勢いや、「失礼します」「〇〇〇〇と申します」「(本日は)宜しくお願いたします」など、お決まりの定番挨拶などは、元気よくハキハキととやっておくほうが、自信にもなりいいですよ。
そして、去り際の「ありがとうございました。」「失礼いたします。」も忘れずに行いましょう。つまり、はじめと終わりは決めてみるということでしょうか。第一印象にも関わることですから。
模擬面接はしたほうがいい
模擬面接は本番ではないので、どうしても緊張感が足りなくなることはあるかも知れません。しかし、それでも場数を踏むという意味で絶対にした方がいいです。ハローワークなども、セッティングしてくれるようなので是非利用してみてはいかがでしょうか。
志望動機や、応募する職種と自分のマッチング度合などについて自己アピールできるなど、想定できる定番の質問や応え方については、十分潰しておくことが大事です。自信にもつながります。
中には、そっと腹式呼吸をして自分を落ち着かせるというアドバイスも聞いたことがあります。確かに、呼吸法は一理ある対処法だと思います。
模擬面接も、自分ひとりでの自作自演ではできないので、身内や友だちに頼んでどんどん協力してもらいましょう。質問者になってもらうのです。鉄板の定番質問をしてもらい、回答に対してのさらに突っ込んだ追加の質問もしてもらいます。
そうやって慣れていく練習です。とにかく慣れろの精神です。
禁じ手としては
多く場数を踏んで、少しでも慣れるためには、複数の会社の面接を受けて、先に自分の本命視していないような、捨ててもいと思う会社の面接を受けてみるという手もあります。
学生が受験慣れをするために、第二、第三志望の学校の受験をするというような、そんな感じです。後日、本命の面接を受けるための直前のウォーミングアップのようなものです。
これらの経験はきっとあなたにも役に立つことでしょう。
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