会社説明会解禁!今年は売り手市場?

企業のおごりで懇談会
就活はほんとに売り手市場?
3月となり、就活生に向けた会社説明会が解禁された。これを受け、全国各地の大学などを会場として、説明会が本格的にスタートしている。社会的な背景として、人出不足の状態があり企業側の採用意欲は高いと言われる。
とある新聞地方紙を見てみると、ある地方大学に関する記事が載っていた。その大学を会場とした説明会には、全日程4日間で174社が出展する計画があるようだが、会場の広さの関係で、それと同数ほどの申し込みを断っているのだという。
企業は、説明時間の多くを働きやすい企業風土のアピールに割くところも多く、休日や育児休業、福利厚生などを全面に出して、優秀な人材の確保に躍起のようである。
会社説明会から個別説明会へ
企業側の熱は、個別説明会への誘いなどにも表れているようで、6月からの面接選考につなげたいとの意図が伺える。とにかく早め早めに先手を打って、早い段階から人材を囲い込みたい構えである。
学生側には、それぞれに悩みや不安もある。それに新卒者はすべてが初めてのことであり、戸惑うことも多い。勤務地や転勤の有無、残業時間の月平均実態、有給休暇の取得状況など生活重視の考えともバランスを取りたいのが本音のところである。
一方では、外国人留学生や労働者の仕事への意欲と向上心は高い。国内企業就職志望で安定志向の日本人新卒と、意欲の高い外国人採用を両天秤にかけて、どちらに多くシフトするかで採用の状況は変化する。
就活戦線も変化する?
学生の売り手市場とはいえ、大手などは相変わらずの狭き門であり、学生の公務員志向も一方では根強い。それだけ、景気の先行きに不安もあるということの証左。その他、外国人留学生や労働者との競合など、不確定要素はある。
実は、リーマンショック以降の企業の査定は厳しい面もある。いまある普通の状況として、メーカーは国内生産よりも海外生産に重点を置く企業も増えている。また商社などはもともと、海外展開により発展してきた企業であり、海外勤務は常識であろう。
そのような状況の中では、まだまだ、モーレツな企業戦士が求められている面もあるのです。新たな市場開拓のために、東南アジア諸国やアフリカ諸国での経済活動がもっともっと盛んになっていくであろうことは必須事項だと思われます。そこに、企業も日本の国も生き残りをかけている部分があるからです。
このところのコロナ禍は、いつ収束するとも分からないまま就活の際の流儀も様々に変化を余儀なくされています。企業によってはリモートを多用するところも多くなるでしょう。その良し悪し(メリット・デメリット)は大きくあることが予想されます。就活者は企業それぞれのやり方に合わせることしかできないわけですが、逆にそれを逆手にとってデメリットをメリットに変えていく手法を考えてみてはどうでしょうか。
そのような、社会背景も念頭に置いて就職活動をしていくことも、視点として必要事項だと思われます。今、就活生であるあなたもそれらのことを忘れずにお願いします。あなたの頑張りを応援しつつ、期待もしています。
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