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イノベーションと企業(組織)のフラット構造の関係性

最近、「GAFA」ということが浸透しつつある。Google、Apple、FaceBook、Amazonの頭文字で表される世界企業のことである。これらが、これまでになかった新しい発想からイノベーション(技術革新)を次々に生み出していることは有名である。

イノベーションを実現できない日本企業と、これら世界企業の違いとはいったい何なのか?

その一つには、企業内部のピラミット構造にあるという。トップと下の社員の中間に幾層もの中間管理職が存在すると、どうしても組織は全体として保守化するし、革新性は損なわれるという当然の原理が働くことになる。

中間管理職は、自分のせいで会社に損益が発生したりすることを恐れるから、責任を問われる前に、部下の新しい発想やアイデアに対して否定的に対応することになる。ところが、GAFAのような世界企業は違っている。

組織のフラット構造がカギ!?

世界企業では、トップと平社員の関係がフラットになっている場合が多いという。実はこのフラット構造こそが重要なのである。そこにこそ、リスクを恐れないチャレンジが生まれるわけである。そうやって、世界企業は短期間のうちにみるみる巨大にのし上がってきたのだ。

日本のような、予定調和的な「まーまー、なーなー」の世界ではない、人と違う独創性が重んじられる社会と、周りから突出した違いが嫌われる日本社会の差がこの発展の落差を生んでいるようだ。

「平社員→係長→課長補佐→課長→部長→重役」のような構造がイノベーションを阻んでいるのだ。この国では、公務員の世界も同じように硬直化している。中間管理職が多すぎるのだ。下の者には、ほとんど決済権が与えられていないのだ。

もともと、フラット構造に近かった学校組織にも国は様々な中間管理職的な地位を設け、働く者を分断してきた。そこではチーム性は損なわれ、硬直化した状況はますます進んでいる。

この国では、「今日は〇〇ページを開きなさい。」「まず、先生の話を聞きなさい。」ではじまる授業。欧米ではそうではない。「自分を語りなさい。」から始まるというのだ。いうまでもなく、この国の「教科書主義」という明治以来の悪癖が総ての発展を阻んでいるというべきだろう。

このような、構造は大人社会でも変わらない。根本から間違っているのだ。今や「時代遅れの日本社会」を「お・も・て・な・し」なんていう言葉で賛美するようなバカげたことは止めた方がいい。「明治150周年祝」なんて、ばかげた発想も止めた方がいい。つまらないことだ。

明治の影を引きずる自民党政治家なども、決して社会にイノベーションなどはもたらさないからである。

世界企業は発展が早い

GAFAのような世界企業は発展が早い。技術革新力の大きな会社は、ITを武器としているから、それだけ発展が急速であることが多い。それは、製造業と違い、工場設備を建設する必要がないし、もの作りに関するストレスがないからである。創業100年なんて老舗はなく、ちょっと前まではベンチャーだったところばかりである。

これから就活するあなたは何を目指すべきか

これから、発展性の期待できる会社とは「フラット構造」に近い組織構造の会社である可能性が高い。そこでは、のびのびと自分の可能性を試すことが出来るかもしれないからである。中間管理職の無意味な抵抗も少ないことが予想できるからである。

新しいベンチャー企業であれば、福利厚生や給与面での遅れ、残業の山が待っていることも多いかもしれないが、将来大物に化ける可能性も高い。そこでのキャリアは決して無駄ではない。

あなたもベンチャーで積んだキャリアを武器に、より良い会社と条件を求めてあなたの夢を実現していくというのはどうでしょうか? GAFAのようなものを一つの目標イメージとして。
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