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就活企業研究・・・「ホンダ技研」の場合


自動車メーカーとしては「トヨタ自動車」があまりにも有名なので、ここでは2番手のホンダについて少し掘ってみました。創始者の本田宗一郎は、起業家として自動車メーカーの顔として超有名な人物でした。

私も、実はホンダ車を愛用したことがあり、往年のシビックや近年ではのフィットなども乗ってみました。今は妻がNワンという軽自動車を愛用しています。

ホンダ車の特長はエンジンの吹き上がりが良く、アクセルを踏んだ時の速度の上がっていく感覚が踏み込みの強さとイメージ的にピッタリ合っていてストレスを感じさせない点が、私としては一押しです。

戦後のメーカーでありながら企業としては、すでに大企業として日本を代表するメーカーです。かつてF-1レースでの実績も有名なことです。ディーラーもとてもサービス良くイメージ的には悪くないと思います。

沿革(ヒストリーがスゴイ)

1948年  本田技研工業株式会社 創立
従業員34人、資本金100万円。浜松の小さな町工場で自転車用補助エンジンの製造からスタート。

ホンダの歴史は日本の戦後復興のシンボルのような勢いとともにあるようです。チャレンジに次ぐチャレンジがそのまま本田の歴史です。ホンダは終戦後すぐに、自転車の補助エンジン製造メーカーとして、小さな町工場が出発です。 

1958年  スーパーカブ発売
誰にでも扱いやすい便利な乗り物として大ヒット。

60年経った今でも、郵便配達員さんが毎日乗っているあのスーパーカブは、1958年発売なんですね。世界中で愛用されているこの超ロングセラーの商品は、とてつもなく売れているのです。

1963年  待望の四輪進出
軽トラックのT360に続いてスポーツカーのS500も発売。
この年、いよいよ2輪メーカーから4輪メーカーへの飛躍です。

1988年  F1史上初の16戦15勝

アイルトン・セナとアラン・プロストの操る マクラーレン・ホンダMP4/4がサーキットを席巻。</h4>

2000年  ヒューマノイドロボット ASIMO発表
2015年  HondaJet引き渡し開始
2016年  四輪車の世界生産累計1億台を達成

※戦後、自転車で始まった会社が、今ではジェット機まで売るんですね。一大サクセスストーリーですね。こんな会社は自動車好きには堪らないところかも知れませんね。

採用情報

事務系採用 技術系採用 二輪技術系採用の3種の情報が発信されていましたが、給与など新規採用者の待遇面で特別にスゴイというものはありませんでした。企業のごく平均的な内容でした。給与も学部卒で214,400円とありますから、キャリアに伴う昇給に期待なのでしょうか。

会社規模

資本金: 860億円
従業員数
  連結 208,399名
  単独  22,399名
 グループ会社  451社
2015年度 連結業績 

売上収益: 14兆6,011億円
営業利益:  5,033億円
2015年世界販売実績※
全世界累計台数2,765万台
二輪1,699万台 +四輪470万台 + パワープロダクツ596万台
日本 12.0%  アジア 21.4%  北米55.6% 欧州4.7% その他6.3%

                                                                    ー本田技研ホームページよりー

※いうまでもなく、申し分のない企業規模ですね。

昔々、その昔にこんな言葉がありました。

「技術の日産、販売力のトヨタ、世界のホンダ」

ずっと以前には「技術の日産、販売力のトヨタ、世界のホンダ」というこんな言葉がありました。

今では、トヨタが総合力で他に水をあけてリードしている状態です。ですが、日本の各自動車メーカーは、どこもよく頑張っていると思います。国内では、ベンツやBMWなどドイツ車もよく見かけますが、アメリカ車はほとんど見かけません。

今やアメリカの技術で作った車は売れないというのも大きくうなずけます。サイズだけデカくても魅力はないですものね。自動車は日本の経済を牽引してきたという歴史があります。就職では、そんな日本の自動車メーカーを目指すのもいいかもしれませんね。

ただし、生産台数においては今や中国がダントツのトップだそうです。日本の国内で欧州の車はけっこう見かけるものの、中国や韓国の車はまず見かけない状況なので、ついつい気にもかけないことですが数字的にはそうなってるということです。中国の国内販売で伸びているのでしょうか? 今後侮れないこととしてチェックしておきましょう。

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