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こんな国?こんな時代! 君はどう生きるか?

 

この国の状況

国会では、官僚も与党も疑惑追及をしようとする野党をナメ倒したようにして、いい加減な答弁を繰り返しているばかりです。国民はその政治の茶番(いい加減さ)に呆れた顔ながらも、重い腰をなかなか上げようとしない。国民の目にはとっくに正解は見えているのにデス。

この政治ありて、この国民アリというどっちもどっち感が拭えない状況でもあります。無関心と無力感がこの国のアキレス腱なのでしょう。このように、国民がお上に対して何も言えない時代は昔もありました。そのために戦争はドツボにはまってしまうまで終わらなかったのです。

ある意味、国民は一向に怒りの声を上げようとしないという意味で、今の時代も似ているのです。それはまるで支配者の横暴を許す北朝鮮の国民と同じように私には見えます。

権力者は自己保身のためには、どんな嘘もついていいのだと考えています。それが日本のような国ではまかり通ってしまいがちです。しかし、それが許されない国もあります。そこは、「嘘をつくことを決して許さない国民の存在する先進国」との決定的な違いでしょうか。

やっぱり、国というものは国民が自らの手で作らないとダメなのですかね。与えられただけの権利と

政治では権力者が腐敗してしまうものです。そして、国民はその権利の由来を正確に認識できないもののようですね。

君はどう生きるか?

人はたいていの場合、就職や仕事に就くことで人生の第二ステージを迎えます。でもそれはそのステージのほんの第一歩にすぎません。つまり決してゴールではないということを知る必要があります。そしてその時、多くは上司や経営者に対して何も言えない状況になることも多いことでしょう。

上司や経営者という権力者に盾突けないのはこの国の状況ともそっくりのようです。そこで、多くの人はキャリアを重ねるうちにいろいろなことを考えたり、進路を修正したりします。定年までその会社で終わる人があるかと思えば、転職して次のステージに向かう人や途中で独立して起業するために人生のシフトを切り替える人もあります。

最悪の場合は、就職しては上司と経営者に従い、税金ではお上に従い、家庭では配偶者に従い、老いては子に従うという、従属的な一生を終えるということになります。

どこかで状況に立ち向かってストラグルするのか、はたまた逆に支配者を目指して打って出るのか様々な分かれ道はあると思いますが、とにかく、就活と就職とは、人生の第二ステージのほんの第一歩ということには変わりありません。

この国のこのような(上記のような)社会状況を踏まえながら、将来的に何を選択し、またどう進路を修正しながら生きていくのかのビジョンをはっきりと持てるようにしたいものです。

日大のアメフト問題

奇しくも日本大学の問題が炎上中です。アメフト試合中の不正タックル事件で、日大の監督・理事会・経営者そのものの問題が顕在化してしまいました。当該の選手と監督・コーチの好対照となる記者会見の内容が絵に描いたように善悪を国民の前に露呈してしまいました。

それはまた時期を一にしている政府与党の国会答弁とも、非常に酷似しているとたくさんの人たちが思い、そのように指摘されています。

リスク管理の点で大失敗であることが広く指摘されています。日大全体のイメージダウンに伴って、受験生の激減や社会的信用の低下、卒業生の就活への影響など計り知れない損失をなぜ理事長以下、中枢は理解できていないのかという非難が集中しています。

今後のことですが、コンプライアンスとリスク管理の問題は企業にとってさらに肥大化していくことは間違いないことのようです。これも一つの時代の流れというものでしょうか。そして私たちは時代の流れをしっかりと読み解きなさいという教訓でしょうか。

日大には「危機管理学部」というものがあるそうで、他大学には少ない珍しいもののようです。この学部がありながら、今回の日大首脳の大失態はあまりにも皮肉なことです。「危機管理」「リスク管理」という言葉はこれからを占うキーワードとして最重要な問題となることでしょう。

失態ばかり繰り返している政府もこのキーワードを最重要視してほしいものですね。市民の責任として私たちも考えなければなりませんね。

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