正社員になるための就活

就職活動のむずかしさ 正社員までの助走
今の時代、転職しても当たり前の時代。それこそ15年くらい前までは、新卒採用が当たり前。その道から外れた人は、就職しても賃金やその他、福利厚生はひどいものだった。
私は20代女性。
大学卒業後、結婚・出産。
その後、正社員としてフルタイムで就職することを望む。
希望を言えば、スペイン語と英語の活かせる仕事という以外、特に具体的な希望はなかった。なぜかといえば、就職した経験がなかったため、選べなかったというのが理由だ。なかなか就職先が決まらずにいた私は、資格を取り、就職を斡旋してくれるところに頼った。雇用形態は、もちろん派遣。手取り13万円からのどん底からのスタートだった。
ほどなく景気は悪化、リーマンショックで派遣切りにあった。再度、就職活動である。
いつ次の仕事が決まるか分からない中、私は迷走していた。ここでも語学を活かせる職というのが希望であった。譲れなかった条件は「正社員での採用」というものだった。
待っていました!転機がおとずれる
転職を始めて3か月がたった頃だった。スペイン語と英語の資格をもっていたのが功を奏した。新規に販路を開拓するために部署を立ち上げる要員として、「海外営業」に配属。生活は180度変わった。その時、手取り20万円。
正社員の生活が始まる。語学を使わない日はなかった。海外出張で世界を飛び回り、月100時間近くの残業も苦にはならなかった。
貿易実部から、展示会、海外での交渉、契約、特許や、デザイン校正、中国の工場管理、等様々な仕事をしているうちに、自分に色々なスキルがあることに気が付いた。3年経ったころだった。
さらなるキャリアアップを目指す
友人に「もっといい仕事がありそう」と言われたのがきっかけだった。「まだ、キャリアアップできるのだろうか?」そう思い次のキャリアアップを真剣に考え始めた。
「仕事に見合った年収がほしい」それが自分の中にあった希望だ。転職のことを調べると、エージェントをはさむのが一番効率的だという結果に達した。その後は、職務経歴書をしっかり作りこむため、自分の棚卸しを始める。リクルートやDODAをメインに、可能性があるところに面接に行った。働きながらの転職活動である。
業界は不問、職は海外営業に絞り込んだ。
10社ほど回ったときだった。転職活動を始めて1年後、希望の年収額で交渉成立。退職した翌週から転職先に勤務という形にもっていった。その時の手取り、32万円。年齢にも仕事にも見合った金額だ。見事なキャリアアップを遂げた。
就活でだいじなこと
転職は「自分がしたいことと、企業のして欲しいことのマッチング」だと思っている。そして履歴書、職務経歴書、自己PR、面接でも共通していえることがある。それは、自分を雇うことで「企業側にとってのメリット」がどれだけあるかを伝えられるか、ということだ。
つまり、「この人うちの会社にとってメリットがある」と人事の人が思ってくれたら、転職は成功するだろう。
難しく考えることはない。とてもシンプルだ。企業といえども、人間対人間の付き合いである。スキルはあるにこしたことはないが、一緒に働きたい、信頼できそうな人だ、そんな人を求めている。逆の立場だったら、というのを考えてみると近道かもしれない。
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