信用金庫への就活(フィロスさんの場合)
就活のターゲットを決める
私は学生時代、大手信用金庫への内定を取ることができました。
初めは、業種も絞らずにとにかく大手企業をたくさん受けていたのですが、ことごとく失敗でした。そこから私はどんな仕事がしたいのかをよく考えるようになります。絶対譲れない条件としては大きな転勤がないという事でした。
地元が大好きだったので、地域に根付いた仕事がしたい。そしてお客様と面と向かってコミュニケーションをとり、仕事をしているという実感がわく職業に就きたいと考えたのです。そこでその両方を満たすのは信用金庫だという結論に至り、信用金庫に絞った就活を始めます。
今思えば、「職種を絞る」というのが就活を成功させることができた最大の秘訣でした。
自己分析と自己PR
まずはエントリーシート、面接対策で、自己分析を行いました。
必ず聞かれる自己PRや自己紹介などの対策をするために、自分なりの強みや弱みなどを考えましたが、どうもしっくりこないので友人たちに連絡をして私のことをどのように評価しているのかを聞いていきました。
具体的には良いところと悪いところを3つずつ答えてもらって、どんな時にそれを感じたのか具体的なエピソードも聞きます。これが非常に面白く、自己評価と全く違うものが出てくるので自己PRにこの内容を盛り込むと客観性が生まれてより内容の濃い自己PRが作れるようになりました。
自分なりに考える強みと客観的にみた自分の強みをバランスよく盛り込んでエントリーシートを作成すると、すんなり面接に進めるようになりそこから面接ラッシュが始まります。
面接で気を付けた点
面接では2点気を付けました。1点目は身なりを気を付けるという事。靴はピカピカに磨いていきました。面接官は案外靴をよく見ていて、面接で何度も「靴がきれいだね」と言っていただけたことをよく覚えています。
そして笑顔。質問に回答するときは笑顔でイキイキと話すように心がけました。話している内容も大事ですが、どう見られているかも非常に大切だと思います。最終面接では役員と一緒に爆笑してしまうような楽しい空気を作ることが出来、無事内定をいただきました。
2点目は言葉遣いよりもしっかりと自分の考えを伝えることを意識するという事です。
言葉遣いや礼儀を意識するのはもちろん大切だと思いますが、意識しすぎて固くなってしまうと印象が悪くなりがちです。とにかく嘘はつかずに、誠実に質問に回答することを心がけました。
私は浪人して大学に入ったのですが、「なぜ浪人したのですか」と面接官から問われたときにとっさに「バカだったからです」と回答したら笑ってもらえて2次面接に通った時は、嘘をついてかっこつけても意味がないのだなと感じました。
内定を勝ち取る
無事大手の信用金庫から内定が出て、そこで就活は終了させたのですが、おそらく他の信用金庫でも内定は取れていたと思います。それは信用金庫と業種を絞り、一貫した姿勢と考えを持って就活に臨んだからだと考えています。
いくつも偽りの自分を演じる必要もないですし、等身大で自分の考えを表現できるのでそこを評価していただいて内定をいただけたのだろうと今となっては分析できます。
また業種が絞られていると面接で聞かれる内容も同じものが多くなるため、回を重ねるごとに回答がうまくなるというのも大きかったです。
これから就活をされる方はぜひ、どんな仕事をしたいのかをゆっくりと考え、業種を絞って就活をしてみてください。きっといい結果が出ると思います。
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