*

それは悩みすぎ??もう苦しまない就活のための思考法

<F・きりん>さんの場合  20代後半男性 東京都

就活は苦しいという話を聞いた

私は21歳の4月から就職活動を始めた。一般的に大学3年生の冬から就活は始まるもの。したがって半年ほど遅れをとった私の就職活動のスタートです。

内定はほとんど出ないと言われた当時ですが、私が就職活動を終えたのはその年の7月です。3ヶ月程度経った時期でした。周囲と比べると圧倒的に短い就職活動の期間でしたが、実のところ特別なことは特に行なっていないのです。

むしろ、一般的に言われる「大変な就活」と比べるとはるかに自身に負担の少ないものでした。現在は退職し、個人で内定をもらった会社の同業種の仕事をすることになっていますが、自分の就活がどうしてここまで負担が少なかったのか、その理由を経験談としてまとめたいと思います。

就活で苦しむ人が分からない
就活が辛いという人の話を聞くと、原因はもちろん内定が出ないことにあるのですが、内定が出ないから辛い、というのは少しイコールではないように思えるのです。

内定が出なかったことで辛い状況というのは採用試験に費やした時間、あるいは交通費など金銭面での負担が無駄になってしまうということなのでしょうか。

しかしそれ以上に負担となっているのは「入りたい会社に入れない」ということや、「自分が落ちた一方で友人が内定をもらった」などのような、他者との比較からくるものもあるように思えます。

しかし私にとっては、いずれも問題ではない、というよりも考える必要のないことのように思えたのです。

お祈りの数だけ先行投資

内定が出なかったことで自分を責める必要は全くありません。確かにその企業に費やした時間やお金は、その企業には届かないが、それはあくまでも先行投資であると考えればいいのです。

私は2社目の採用試験で内定をもらいましたが、結果的に就活対策をほとんどしなかったことで、社会に出てから苦労することとなりました。その意味で、内定をもらえない人は、社会に出る前に、マナーや社会人としての意識といった部分を自分に投資していると考えることができるわけです。

内定がなかなか出ない人は、採用されるまでの間に社会で必要なスキルを学ぶ時間を作ることができるが、内定が先に出てしまうと、その後は会社に入るまで、社会勉強を自らしようと思うことはほとんどないでしょう。

転職サイト情報・エージェント情報

企業が欲しいのは仲間

「内定がもらえない」というのは一つの出来事だと私は考えています。あとはその出来事に対し、どう捉えるかで苦しむか苦しまないかが決まるのです。ここで考えて欲しいのは「企業がなぜ不採用としたのか、」であります。

「能力が足りないからだろうか。」しかし考えてみると、能力が十分な状態で入ってくる新卒など企業は期待しているはずがないのです。もし期待しているとしたら、そのような企業に採用される人はとっくにスティーブ・ジョブズのようになっているでしょう。

そうなると企業が欲しいのは、自分たちと一緒に働くことのできる仲間なのです。言うなれば「企業にとって、あなたが合うかどうか」です。つまり企業から内定が出ない、と言うことは「あなたと弊社は合わないだろう」と言うことを企業の方から教えてくれていることになるのです。

私は自分が内定をもらえないと言うことは、私にとってもその企業は合わないのだから、採用されたところですぐに辞めてしまうだろうと考えることで全く自分を責めることのない就職活動を行ったのです。

今は4年前と比べ景気も回復してきており、採用率も上がってきていると言います。焦ることはありません。自分に合う企業が見つかるまで、自分のペースで就職先を見つければ良いと、私は考えているのです。

あなたも、そう割り切って考えることで意味のないストレスを避けながら、しかも成功に近づくことを期して頑張ってみられてはいかがでしょうか。

<サイト管理人の泪です>
就活における面接対策などは、大学受験のようにこれしかないというような1つの正解が必ずあるというものとは違います。経験を重ねるうちに何となく面接官との距離感の置き方や効果的な方法のコツが見えてくるというようなものです。また、そうであるだけに、なぜ面接で跳ねられたのか、なぜ内定が出なかったのか、などの理由もよくわからない場合が多いかも知れません。

自分でその答えを探すのも良し、人や専門機関に相談してみるのも良しです。自分の成功体験からも、失敗体験からも学ぶことは多くあると思います。いずれにしても、あなた次第でどうにでもなることです。

また、人の体験からも多くのことを学ぶことができます。そして、転職や就活専門のエージェントサイトを利用して、そこのCA(キャリアコンサルタント)の話を聞くことも、とても参考になることだと思います。「立ってるものは親でも使え」と言いますから、いろんなものを複合的に活用して成果を出していくことをお勧めしたいと思います。

それにしても、コロナ禍の時代における就活の修正点くらいは把握して事に当たれるように準備しておくのは、決してマイナスにはならないと思います。

転職サイト・エージェント情報

スポンサードリンク






関連記事

初めての就活を成功させるための就活裏話

 バスケマンさん 20代後半 東京都の場合 エントリー数を最大化 毎年行われている新卒の就活

記事を読む

労働条件通知書は、どのタイミングでもらうべきか?

前書き 就活においては、一次審査の試験後に 「面接」→「内定」→「内定受諾」→「契約書・身元

記事を読む

2019.4月 今年も大学生に人気の企業ランキングが発表されたが…

就活情報会社マイナビの調べですが、今年も世間に名の売れたおなじみの会社名が並びました。これについ

記事を読む

内定をつかむ最強の自己PR小ネタ集

全体的に日本人は自己PRは苦手のようです。たまに自分の自慢話ばかりを聞かせたがる人もいて、聞かさ

記事を読む

35才からの転職サイトでの就活体験

  (E.スズキさんの転職体験) 私は39才男性です。妻と息子が2人います。 私

記事を読む

パワハラと転職

 =転職体験= 30代前半 女性   私が転職を決めた理由 私は4年制の大学を卒業後

記事を読む

就活の悩みと不安、そしてあなたがやるべきこと!

もしもあなたにどうしてもやりたいことがあり、その専門学校に行ってその道を目指すということであれば

記事を読む

私の「面接」体験

最近、私は自分の住む町で市役所が募集している「嘱託職員」募集のある職種に応募してみました。そ

記事を読む

会社説明会解禁!今年は売り手市場?

  企業のおごりで懇談会[/caption] 就活はほんとに売り手市場? 3

記事を読む

全国、就活するならこんな都市

<政令指定都市について考える> 東京23区部は、確かに巨大な都市部で、日本全国の企業の本社機能

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

もしもブラック企業に就職してしまったら…あなたはどうする??

◇貴方がブラック企業に就職してしまったら ◇社員

ビックモーター従業員の皆さん! パワハラ提訴の準備をしましょう

■この国のブラック企業への甘い対応が事を肥大化させた この国の体制が

ビックモーターは労働者の敵だ‼‼(緊急告知)

事の本質は何か? ビックモーターの保険金詐欺の話が大きなニュースにな

この国はゆるやかな「独裁国家」である

ゆるやかな独裁国家「日本!」旧統一教会関連内閣、そんなこの国で貴方には

企業はホワイトでなければ生き残れない

ホワイト企業2022 8月 ホワイト企業の条件とはどんなことでしょう

→もっと見る

PAGE TOP ↑