ビックリの方法で成功!人には言えない就活裏話
<タカヤスさん> の経験から 30代後半男性 奈良県の場合
基礎知識の無さに焦る日々
私の学生時代はプロレス同好会に明け暮れる日々で、勉強などはそっちのけでした。
しかし大学3年生の終わり頃になると、みんな就職活動を始める中で、今までのツケがやって来たのです。なんとパソコンの使い方やエントリーシートの書き方など、全く分からない状態だったのです。
そして、企業研究も自己分析もなにもできていない状態の私には、自分がどんな会社で働きたいのかさえも全くイメージを持つ事が出来ませんでした。しかも成績証明も最悪の内容とくれば、こんな事で本当に就職出来るのかと急に不安になりました。
そこで、友人や就職課などにアドバイスを貰いながら、エントリーから説明会、面接官の流れを掴み、就活に本腰を入れるようになりました。
いざ面接。しかし「桜咲かず。」
会社の説明会や就職フェアに足を運んだり、本を読んで就活を成功させるマニュアルを掴み、いざ面接に臨みました。しかし、相手も百戦錬磨の面接官。私のように付け焼き刃で得た知識などは役に立たず、少しいじられると何も答える事が出来ず、途中で面接を切り上げられる事もしばしばでした。
グループ面接では、聞いた事も無いような言葉が飛び交い、目が回りそうでした。そんなこんなで10社ほど面接に行きましたが、中には最終面接まで残れずにに撃沈する有様です。
今まで遊び呆けていた自分が情けなくなるとともに、このままでは大学卒業後無職になってしまうという不安感に襲われるようになりました。
視点を変えてみる事に
このままでは就職できないと思い、何か違う方法で差をつけないといけないと考えました。そこで、大学の卒業生の就職先のリストを基にOB訪問をし、面接が上手く行ったコツや実際働いた印象などの情報収集をしました。
またその会社の店舗にアポイントメントを取り、実際の職場を見学させてもらうなど、頭で勝負できないなら行動で勝負しようと考えました。
その甲斐あってか、ある会社から積極性を評価され、好印象の評価を頂くことができました。何回かの面接を経て、ついに最終面接にこぎつける事が出来ました。時期的にもこれが恐らくラストチャンスだと思い強い気持ちで臨みました。
意外な方法で逆転サヨナラホームラン!
OB訪問で先輩からは「最終面接では必ず学生時代に打ち込んでいた事を聞かれる。中途半端な内容だと落とされる可能性が大きい。」と教えられていました。
自分にとって大学生活で一番打ち込んでいたのはプロレス。勉強には全く打ち込んでおらず、嘘を付いても成績証明でバレると考えており、プロレスを頑張ったとアピールするしかないと考えました。しかしそんな事を言葉でアピールしても、合格出来る自信がなく、一か八かの大胆なアピールで勝負する事にしました。
そして最終面接では、先輩の教え通り、学生時代に取り組んでいた内容について聞かれました。そこで私は面接官の前で服を脱ぎ、学生プロレスのチャピオンベルトを披露しました。
「学生時代、プロレスで頂点になりたいと思い、必死で練習し、チャンピオンになりました。御社でも努力し、チャンピオンを目指したいです。」と言い放ちました。すると面接官はみんな大爆笑。
「君みたいなガッツのある学生さんは初めてだ。是非ウチに来たまえ。」とまさかのその場での内定が決まったのです。
どんな事でも一生懸命打ち込んだ事は無駄にならないと感じ、見事就活を終える事が出来ました。
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<サイト管理人の泪です>
この事例は、まさにピンチをチャンスに変えたという事例でしょうか。この方が今でもどこかの会社で頑張っておられる画が思い浮かびますね。
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