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【企業研究】あなたの企業診断の視点は?


 

   目 次
 1あなたは、就活に際して企業の評価をどのような要素で考えますか?
 2企業研究、まずはホームページから見るべきポイントのいろいろ
 3企業の収益性を指標にする
 4同業他社との比較

1あなたは、就活に際して企業の評価をどのような要素で考えますか?

それは、その会社の知名度や人気度ですか? それとも株価の動向ですか? 採用動向ですか?そのように一つの企業を見るだけでも、いろいろな視点があります。

その他にも視点はあります。
例えば、海外展開の状況や、本社機能の所在地、支店数や支社数による全国展開の状況など様々です。その中で、企業の財務状況の数字で判断するというものもあります。

そのように、あなたがどの企業に対して就活攻勢をかけていくかを決めるにあたっては、やはりターゲットとする企業の業績や財務の状況がどれほど健全なのかが気になるものです。

その第一には自己資本比率という指標があります。かつて話題になった西武グループのように莫大な借金をして、利益と相殺し税金を払わないようにするやり方もあれば、トヨタ自動車のようにトヨタ銀行と言われるほど豊かな自己資金を使って運営するところもあります。

もちろん、一般的には自己資金比率が高いほど健全体質であることは言うまでもありません。

2企業研究、まずホームページから見るべきポイントのいろいろ

1.大まかな企業情報なら
・「企業理念」:たいていの場合は、企業活動を通しての社会貢献という形で表現されているようです。表看板ですからどの程度本気なのか、行間やそのほかの情報との整合性などから見極める必要がありそうです。

・「設立年」:設立後長い企業であれば、端的にその企業の歴史的な安定度が感じられます。ただし、体質の古さによる弊害があったり、時代をリードするようなチャレンジングな改革ができないなどの問題点がありえますので、精査が必要です。

・「資本金」:ズバリ企業の規模が解ります。
・「本社・事業所の所在地」:求職者の生活する地域とのマッチングが可能です。

2.事業内容
・「商品」情報:馴染みのある生活必需品や食品などであれば購入してみて使ってみるということも大いにアリです。これは、企業が一般消費者向けの商品を主流としている場合に可能です。そしてそれは一般人への知名度も指標になります。

ただし、企業が企業向けの商品やサービスを主流として活動している場合にはなかなか一般には見えにくい場合が多いです。こういった「BtoB」企業体には、収益の安定性が高いという場合も多く、知らない名前の会社だけど儲かっている、そんなところはねらい目かもしれません。
・提供している「サービス」の情報:この場合も上記に準じます。

3.制度
・研修制度、人事制度、休暇・休業制度、福利厚生
これらは、求職者が入社後にどれほど無理なく楽しく働けるかということの指標となります。いわゆるワーク・ライフバランスを考えるための指標です。

4.採用情報
・採用人数、初任給、募集職種
採用にあたっての直接的な条件として欲しい情報です。

3企業の収益性を指標にする

その会社がどの程度の利益を出している会社かどうかは、株主総会などで公表される決算書から、取りあえず経常利益を見てみるといいでしょう。「売上高」や「売上総利益」を見るだけでは、その会社の収益事情がもうひとつはっきりしません。そこで、経常利益というものを指標にします。同業

経常利益は、以下のような計算のもとに成り立っている指標です。

「売上高」と「売上原価」、「売上総利益(粗利益)」の関係
売り上げ総利益 = 売上高  ー 売上原価(製造原価) 

 営業利益 = 売上総利益 - 販売費 - 一般管理費
※給与に関係する「人件費」は、一般管理費の一部として含まれます

経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 ー 営業外費用 
※営業外収益・・・借入金の返済(利子を含む)、預金利息、株の利益など収支合計
 営業外費用・・・支払い利息など

 

経常利益率
売上高経常利益率 = 経常利益 ÷ 売上高 × 100(%)
※この数値は業種によって大きくちがいますが、全業種の平均はだいたい2.5前後と言われます。社会状況や時代状況によってこの数値は変動するものです。それをどう見るかには検証が必要です。この数値が10%以上あると優良企業ですが、なかなかそうそう多くはないようです。

経常利益と経常利益率は、客観的に企業の評価をする際の指標になります。


4同業他社との比較

同じ業界内には、必ず競い合っている企業があるものです。それらとの比較をしてみて、自分の気になる会社がその業界内でどのようなポジションにあるのかを確かめましょう。全く業態がかぶっているような場合は経常利益を比べて見ると、そのシェアの度合いが読み取れると思います。

あるいは、同じ業種であっても、その内容はかなり違っている場合もあります。取引のターゲットが大きく違っていたり、ある分野の専門性に特化されていたりと内実は多様でしょうからよく自分の興味あることとすり合わせてみることです。

取りあえず、企業研究の入り口的な最初のとっかかりは以上のようなことだと思います。
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<サイト管理人の泪です>
あなたは企業の活動について日頃から目を配っておられることと思います。例えばテレビCMでどんな企業が、広告を通じてどんな商品のイメージを売ろうとしているとか、スーパーや専門店、デパートなどでは、どんな商品が売れていて、世の中がどんな流れで動いていることなどをリサーチしていることでしょう。自動車などは、街を歩きながら通りを通行する自動車の流れを見ているだけでもわかることがあります。

でも、それだけでは見えてこない企業活動もあります。それは、一般の消費者相手の活動ではなく、企業や業者相手の活動の場合です。この場合には、なかなか私たちの日常の中では把握できません。そして、そんな会社にも安定した業績を誇っている優良企業は多いと聞きますので、また別の方法や、資料から探りを入れてみる必要があります。

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